松原高校の本

「未来を創る人権教育」
大阪・松原発 学校と地域をつなぐ実践
志水宏吉・島善信 編著
明石書店 発行
松原において展開されてきた小中高の人権教育の実践が一冊の本にまとめられました。 第3章 社会とつながる「対話」を創る―大阪府立松原高校の実践 で、「仲間の会」「子ども食堂」「課題研究」など松原高校のユニークな取り組みが、本校の教員によって書かれています。

「希望をつむぐ高校」
生徒の現実に向き合う学校改革
菊地栄治 著
岩波書店 発行
公立校の地盤沈下が言われているが、有効な手立ては打たれていない。一時的に魅力ある学校はつくれても、大きな力にはならない……。そんななか著者である早稲田大学菊地栄治先生が出会った大阪の二つの公立高校。そのうちの1校が松原高校である。本校の学校運営協議員としても20年近く関わってこられた菊地先生が綴る、新たな高校づくりとしての松原高校の軌跡・・・・・・。

「公立学校の底力」
その<よさ>を今こそ見つめなおす
大阪大学 志水宏吉 著
筑摩書房 発行
公立学校をめぐる世間の見方は依然厳しく、また政治経済両面からの影響においても逆風のなかにある。けれども、全国を見渡せばそのイメージを覆す学校が存在するのもまた事実。本書ではその中でも特に元気にあふれた12の学校に光を当て、教師たちの取り組み、地域とのかかわり合い、そして生徒たちの息づかいをあたたかい目でレポートし、さらには<力のある学校>をつくるためには何が必要なのかを考察する。公立学校のよさを再認識させてくれる書である。(紹介文より)
12の学校のなかに、松原高校が紹介されています。

「今あなたにも伝えたい」
高校生がつくった エイズ・ピア・エデュケーションのーと
るるくめいと 著
せせらぎ出版 発行
6年間にわたってエイズの出前授業を続けてきた松原高校「るるくめいと」(3期生)が、活動の中で考えたこと、気づいたことを一冊の本にしました。
公演の内容を手書きのイラストをふんだんに使ってわかりやすく表した「ぴあレッスン」、性やエイズについてそれぞれの思いを語る「ぴあメッセージ」、活動での悩みと成長を記した「るるくストーリー」の3章に分かれています。
同じ世代の若者には、愛や性について自分と相手を大切にするためのヒントを、大人には、子どもや若者と性についての対話のきっかけを与えてくれる可愛い本です。
思春期を迎える子どもへのプレゼントや保健室や図書室に置いておく性教育のガイダンスブックとしても最適です。
通称「今つた」・・高校生が作った一冊をぜひ手にとってみてください!

「るるくで行こう!」
新たな学びのスタイルで性と生を考える
大阪府立大学 横田恵子
大阪府立松原高等学校 平野智之
国立教育政策研究所 菊地栄治 編著
学事出版 発行
『"やっぱり私たち高校生がエイズや性についての活動をすると言う事がどれだけ今の時代に求められていて大きく意味のある事が今になって初めてわかった。"るるくめいと1期生の言葉』
「るるく」とは、「知る」「考える」「動く」のこと。ここには、地域と学校がむすびつき、新しい学びのスタイルが生まれる瞬間が描かれています。「るるく」を知ることで、元気と勇気がわいてくること請け合いです。今度は、あなたが「るるく」る番かもしれません。

「やってみよう! 総合学習」
学びのPlan-Do-See
高校総合学習プロジェクト大阪 編
解放出版社 発行
大阪の高校の教師たちの実践から「総合学習」のガイドブックができあがりました。各学校の取り組みが載せられているので、大変わかりやすい内容になっています。2003年度から完全実施される高校の「総合的な学習の時間」をこの本で「やってみよう!」ではありませんか。もちろん、松原高校の実践も載っています。

「進化する高校、深化する学び」
総合的な知をはぐくむ松高の実践
国立教育研究所室長 菊地栄治 編
学事出版 発行
松高が自由選択を始め総合学科となるまでを、いろいろな立場の人の声でまとめている。新しいHR合宿の一つの形として注目されている「人とのかかわり、自分のふりかえり」のワークを中心とした取り組みから、松高を支える地域や支援者の一言まで、幅広い内容がぎっしりつまった本。国際交流、人権教育、福祉教育、共生、授業創造、地域連携など、松高らしさがそのまま本となった。

「子供とのかかわりに生かす カウンセリングテキスト」
大阪府立松原高等学校 教諭 佐谷力 著
ほんの森出版 発行
松高の選択授業「カウンセリング講座」のテキストの市販版(保護者、教員向けに一部改訂)。教員や保護者の研修に使える教材もいろいろ。

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